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葦の浮島、ウロス島 ~温故知新~

12/18 Isla de Los Uros(Puno) ,PERU

プーノという町の事を、オレは最近まで知らなかった。
でもチチカカ湖の事はずっと前から知っていた。

プーノはチチカカ湖の湖畔にある町。

そしてチチカカ湖にはいくつかの島があり、昔ながらの生活を送っている人々が住んでいる。


プーノから行ける島、ウロス島、タキーレ島、アマンタニ島。
今日の目標はタキーレ島にホームステイだ!


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(ひつじとチャリタクに乗るインディヘナのおばちゃん)







8時頃起床。


Hiroサンが宿のスタッフに島の情報を聞きに行く。

「タニちゃーん、もうタキーレ島行く船出ちゃったって・・・


なにぃ!?


いきなり予定が狂った。


タキーレ島に行く船は朝7時に出港するらしい。
「今からならウロス島に寄って、アマンタニ島に宿泊する事ならできるよ」
親切な宿のスタッフに教えてもらい、慌てて荷物を預け、フェリー乗り場へと向かう。


フェリー乗り場に向かう途中、Hiroサンと相談し、島の住民にお土産として果物を購入。

マンゴー5個とパイナップル!
島にはないものだから、これは喜んでもらえるだろう。




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(プーノの路上マーケットで果物買う!)





フェリー乗り場に着くと、フェリーの客引きのおっさんにつかまる。
でもお腹がすいたので、とりあえず乗り場前の屋台レストランで飯を食った。


飯を食った後、フェリーの客引きのおっさんと話してみると、なんとアマンタニ島への船ももうないらしい。

うわー、なんか今日はうまくいかんなあ!


しょうがないからウロス島に泊まるかあ。
とHiroサンと決め、乗り合いフェリーに乗船した。


床がボロい、ポンコツ船(乗り合いフェリー)に乗ってウロス島へと向かった。




標高3800mの湖、チチカカ湖。
もっとキレイだと思っていました。


湖は藻がはっていて、入ってみたいなんて全く思わない。



しばらく船が進むと、じょじょにトトラと呼ばれる葦に囲まれる。
これから向かうウロス島というのは、このトトラで出来た浮島群だ。


スペインの侵攻から逃れた昔のインカの人々が、葦を束ねて作った島の上で生活し始め、そのまま定住したのがウロス島。

島と言っても浮島になっている。


島自体もトトラ、家もトトラ、船もトトラ、家畜のエサもトトラ、燃料もトトラ、おやつもトトラ、となりもトトロ、というトトラづくしの村。





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(プーノの町を後にする)


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(エンジン担当、インディヘナのおっさん。手と顔が異様にデカイ!)


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(フェリーの中。オンボロ)


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(アイス食うおばちゃん)


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(船の上でHiroサンと)


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(トトラの間を進む)


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(ウロス島が見えてくる・・)







そんなウロス島にはプーノから40分くらいで到着。




フカフカしたトトラの島に上陸した。






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(トトラの島、ウロス島)


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(フカフカ!)








暑い中、ウロス島のガイドの説明を聞く。


ふーん。


全然わからんなあ。


まあ、トトラばっかりって事かな。






説明中、もらった新鮮なトトラをかじりながら、ふと後ろを見ると・・・




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(・・・。)






燃えとるやんけ!



大火事やんけ!!!
トトラ、よう燃えるのお!!!



大丈夫なのか?
向こうの島が大火事になっていた。




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(カジカジ・・トトラをかじる。うん、別に・・・。味のないサトウキビ)


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(家畜もおります)


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(水際はこんな感じ。おお、浮島)


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(さらに燃え広がっております!)







さあ、そんな事よりウチらの泊まる宿はどこだ???

ウロスのガイドに聞いてみると、ウロス島に宿泊施設は1つしかないらしい。


うーん、大丈夫かなあ?


心配しながら、宿行きのトトラ舟、バルサに乗る。




IMG_0030.jpg
(バルサ! 崩壊しそうな名前のトトラ舟)





10分ほどで宿のある島へ。


1周30杪ほどのちいさな島に、レストランと宿、お土産物屋さんがあった。



ウロス島は観光地化してしまっている。
もちろん、そこに住む人達はたくさんいるし、学校とかのある大きな島もあるんだけど、基本的になんか観光客が喜びそうな雰囲気を作り出している臭いがプンプンする。


島は1家族1島みたいな感じで、小さな島が沢山。
でも大きい島には300人住んでいる所もあるらしい。
学校とかなんとかもあるらしい。

でも、見える島はこぎれいにされている所が多く、各島に小さなお土産物屋さんがあってちょっとだけガッカリした。



宿を紹介してくれたおっさんから、島の宿は15ソレスと聞いていた。
が、島のおっさんは20ソレスだと言い張る。
そしていい部屋だから、なんて言いやがる。


6畳くらいの部屋にベッドが1つ。
そこに男2人で寝ろという。


はぁ?


『15ソレスの部屋は?』と聞くと、「あのちっこい小屋だ!」というので見に行ってみると、どう見ても物置。

「こんなんだったら帰る!」とHiroサンが言うと、渋々15ソレスのドミ部屋に案内された。


あるんやったら始めから正直に言わんかいっ!



しかも、ディナーをつけると20ソレスとか、ボート貸してやるから20ソレスとか、朝食食うなら20ソレスなど、とにかく金を使わせようと必死になってくる。


本当にうざい!


『オレたち何もいらないから!』
そういって部屋に引っ込んだ。


普通の客引き程度ならかわいいもんだ。
全然いい。

でもこのおっさんはヒドい。ガメツい。
うんざりしながら昼寝をする。



部屋のベッドはトトラで出来ていて、その上にマットレスと毛布で出来ている。
でも部屋自体はただのプレハブだ。
プレハブの外観だけ、トトラを貼付けてある感じ。


はー。

うんざりしながらも、まだ14時。
・・・、する事が全くない!



しょうがないのでHiroサンと手漕ぎボートを5ソレスで借りる。
さっきまで宿代に使い放題でつけてやる、と言ってたくせに20分で帰ってこいなんて言いやがる。


知るか!



とりあえずぎこちなくボートを漕ぎながら、2つほど隣の島に行ってみた。
隣の島といっても、島と島の間は2mくらいしか離れていない。



誰も見当たらない島に上陸し、見学。

島には池がつくってあり、魚を貯めてあった。
2m程の高さのちいさなトトラの家が4つほどあり、1つの家族が生活している。

幼い子供が出てきて恥ずかしそうに笑っていた。




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(ボート漕ぐ! おっさんがんばれ)


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(生け簀のある島)


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(キッチン! 火に気をつけてね。トトラ良く燃えるみたいだから・・・)


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(島々の連なり)





ほんの少し、他のより大きい家の中を覗くと、お母さんらしきおばちゃんがいたので声をかけてみる。


『オラー!』


サッ!


ん???


今のは・・・?



オレが家の前に行くと、おばちゃんが何にサッと布をかけ、隠した。
が、オレは見た。

トトラの床に置かれたノートブックパソコンの光る画面を!


「オ、オラー・・・」

何食わぬ顔で返事をするおばちゃん。


サッと隠したおばちゃんの行動から、見て行けない物を見てしまった気がしたオレがその場を離れると、家の中から子供が追いかけてきて、小さな土産物を買ってくれ、と差し出した。


別にパソコンあったっていいじゃん。
きっとこの人たちは、自分達のウリを知っているのだと思う。
葦でできた浮島で、素朴な生活をしている自分達の商品価値を知っていて、プロとして観光客を出迎えているんだろう。


でもオレはリアルな姿が見たいなあ。


昔ながらのトトラの島での現代の生活。
そういう意味ではパソコンを隠した姿も、現代の観光産業を営むインディヘナのリアルな生活という事か。


うーん、難しい。
複雑だなあ・・。
でももうちょっとウマくやる方法もあると思うんだけどなあ。



島の案内に書かれている、電気も水道もない島での生活。
でも目立たないようにソーラーパワーのパネルがあったり、バッテリーがあったりする。
中にはテレビがある家もあるらしい。
でもその複雑さがとても面白く、ほんのちょっとかわいく感じた。

そして、ちゃんと現代の生活を送っている事が、オレには嬉しかった。




IMG_0035.jpg
(ソーラーシステム。以外とマッチして見える)




宿の島に戻り、する事のなさにビックリする。

相変わらず宿のおっさんはディナーを食えだのうるさい。
本当にガメツいんだ、この人は。
おっさんを無視し、アイス売りのおばちゃんのアイスを食べた。


昼寝でもするかなあ・・。


Hiroサンと部屋に引きこもり、昼寝をした。



IMG_0087.jpg
(部屋。こんなキレイじゃない。こんなキレイじゃない)


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(かざり。こういうのだけ素敵)





ちなみに島にあるトイレは、トトラの島の上に2畳くらいのプレハブが建っていて、そのなかに洋式の便器が設置されていた。

用を足した後、隣においてあるタルの水を桶ですくって水を流す。
さて、流れたブツはどこに行くのだろうか・・・?


水道はないので、桶に汲まれた水で手を洗う。
が、この水がどこから来たのかは全く分からない。

まあ、あんまり考えたくないなあ・・。



17時頃、日が暮れるのでHiroサンを起こし、夕景を見る。

そしてまたする事が無くなる。




IMG_0094.jpg
(夕景。うん、夕景)




ドップリ日が暮れ、真っ暗になる。

ソーラーパワーの電気がつくので、また部屋に引きこもり、持ってきていたPCの電源を入れブログを書く事に。



『Hiroサン、Wi-Fiめちゃくちゃ飛んでますよ

試しに見てみた所、個人のWi-Fiらしき電波が10軒くらい飛んでいた。


やっぱり昼に見たのはPCだったんだ。
みんなネットして何見てんだろうなあ?




にんまり想像しながら、する事がないので19時頃には眠りについた。



IMG_0114.jpg
(夜、月明かりとソーラーパワー)









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すごいな

温故知新なんて言葉知ってたとは。。。
良いお年を~。
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Umucho (a.k.a.タニシ)

Author:Umucho (a.k.a.タニシ)
1977年生まれ、映像ディレクター
2010年10月末より世界一周の旅へ
2011年6月帰国


地図好き
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子犬パワー
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