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路鳴る国、キューバ! ~師匠はゲバラ似~

11/21 Habana ,CUBA


ゆっくりと起き、荷物をパッキングする。
キューバは2泊3日のショートトリップのため、バックパックはカンクンの宿に預け、サブバックだけで向かう事に。

11時半にShioriチャンと共に宿を出る。
一緒に過ごした宿のみんなが見送ってくれた。
何人かはキューバ待ちを続け、何人かは他の場所へと旅立って行く。

居心地が良く、安心でき、同じ境遇の人達がいる。
カンクンに戻ったら、しばらく日本人宿はやめよう。
そう思いながら、カーサ吉田を後にした。

ダウンタウンからバスに乗り、カンクン空港へ。
メキシコを出国し、1時間ちょいのフライトで初の社会主義国、キューバへ!


CIMG0263.jpg
(クバーナ航空)





空港に着き、イミグレーションの列に並ぶ。
イミグレーションの奥には質素なドアがついていて、向こうが全く見えなくなっている。
向こうが見えないイミグレーション、すごい怖い。
特別な事を聞かれる訳でもないけど、じっくり時間を取られ、厳しい審査を受けている気になってくる。


体験した事の無い " 社会主義 " と言う国の制度が、なんともいえない厳しさと怖さを与えてるのか?


ドキドキしながら、
「ほら、かよわい無害な日本人ですよ~」
と子犬パワーを存分に発揮。

子犬パワー、効き目絶大!
怖い顔の管理官も最後は笑顔でパスポートを返してくれた。



CIMG0268.jpg
(怖いイミグレーション。ドアが怖い)



US$120を空港で両替し、旧市街へ向かう為にタクシー乗り場へ。

キューバという国は不思議な通貨を流通させている。
観光産業が大事な収入になっているキューバでは、オレたち観光客は観光客用の通貨、クック(チャビートとも)というお金を使用しなくてはならない。
それに対し、地元のキューバ人はペソクバーノというクックの24分の1の価値の通貨で暮らしている。

1クックは固定レートでUS$1.08。
ただし、仲の悪いアメリカの通貨であるUS$を両替する時には手数料が10%上乗せされる。
キューバに行くときはユーロか円を用意しましょう。
そんな風に、観光客と地元民の通貨がはっきり分けられているキューバは、オレたちにとっては "高い" 国になってしまう。



タクシーで宿のある中心地、旧市街までCUC20~25。
いきなり高い。
近くにいた2人組のスペイン人バックパッカーに声をかけ、タクシーをシェアすることにした。

タクシーで旧市街へ向かう途中の景色は、なんとも言えない「キューバ」があった。
レトロなアメ車が走り、サイドカー付きのバイクが走っている。
青い空と低い建物が広がり、質素な町並みが広がっている。
そして何より、ウチらになじみのある外国企業が全く見当たらない。
マックやスタバはもちろん、なんて言うか、店が無い。
目に見えるのは地元の人の利用する小さな雑貨屋くらい。




30分ほど走り、旧市街の宿の前に停めてくれた。
スペイン人バックパッカーに別れを告げ、タクシーを降りた。


宿といってもホームステイに近い形の宿になる為、看板や表札、チャイムは無い。
アパートの4階に向かって宿の主人の名を叫ぶ!

『アニータ! アニータ!』

周りのキューバ人にビクつきながら4回ほど叫んだ時、上から主人が顔を出し、鍵を投げてくれた。
鍵をつかって表のドアを開け、階段を上がる。
4階につくと、主人のホルヘさんが笑顔で迎えてくれた。

ホルヘさん一家は主人のホルヘさん、奥さんのアニータ、15歳の娘ロシーと一緒に暮らしている。
何年か前、日本人留学生のホームステイを受け入れていた縁で、日本人を泊めてくれるホームステイ宿をやっている。
もちろん日本語は話せないけど。



ホルヘさんの家は想像していたよりもキレイで、宿としての設備も完備されていた。
ゲストは6人まで泊まることができ、シャワー、トイレは家族とは別にちゃんとある。

にこやかな3人が気持ち良く対応してくれて、キューバに対する緊張感が和らぐ。



IMG_6681.jpg
(こぎれいでかわいいホルヘ、アニータ家)



しばらく団欒し、荷物を部屋に置くと、さっそく夕食を用意してくれた。
夕食はアニータの手作りだ!
そしてめちゃくちゃウマい!

家庭の味なのか、旅をしていて一番美味かった。
なんかジーンとくる!



IMG_6683.jpg
(キューバで家庭の味)



スペイン語で一生懸命「ウマかった」を表現し、Shioriチャンと共に暗い夜のハバナへ繰り出す。

Shioriチャンとはメキシコシティで一緒になってから、それぞれ別のルートでカンクンに辿り着き、お互いの飛行機のチケット、宿情報の都合で同じルートを歩む事になった。
キューバでは別行動をする予定だけど、夜は危険かもしれないので一緒に行動。





夜の旧市街は暗い。
街灯は少なく、店は18時頃には軒並み閉まってしまう。
そして、夜のハバナには別の顔がある。


街のいろんな所からジャズやサルサなどのカリビアンミュージックが流れ、酒を飲み、踊るのだ!
そんな一面を求め、旧市街の中心へと暗い街を歩く。


窃盗が多く、ホルヘさんに十分に注意されたオレは一眼を宿に置き、コンデジを持っていった。

うーん、音楽はいろんな所からちらほら聞こえるけど、どこだ?
5分ほどでカピトリオという旧市街の中心にある旧議事堂前に着く。



・・・・すげえ。




バーは見当たらないけど、その街の雰囲気にやられた!
広い道にはたまーにレトロな車が走り、のんびりと歩く人影がチラホラ。

暗いけど、怖くない。

所々に警官が立ち、あやしい人影も見当たらない。
ビカビカとライトアップされた街と違い、店は無いし、少ない街灯もいい雰囲気を作っている。



なんつーか、もう好きだ!ハバナ!
強行して無理矢理でも来て良かった!
この感じはどこにもない気がした。



旧市街のメインストリートを歩く。
ヨーロッパからの観光客の姿もあり、狭い道でも怖さは全くない。
しばらく行くと所々にバーが現われた。


中を覗くと、小さなバーでバンドが演奏している。
ヤバい、いいな!



CIMG0274.jpg
(小さいけど活気のある、ステキバー)






ふと見ると、空港からのタクシーをシェアしたスペイン人バックパッカーがビールを飲んでいた。
手を振って挨拶し、隣の席でビール(CUC1.5)を飲む事に。

バンドの演奏も最高で、身体が勝手に動いてしまう。
スペイン人2人はペレとジャビといい、他にもう一人アマトというスペイン人がいて、仲良くなる。
アマトはスペインでパーカッションをやっていて、もう3ヶ月もキューバ滞在しているらしい。



CIMG0276.jpg
(生演奏!)



1本飲んだ所でアマトが別のいいバーを教えてくれるということで、5人で夜のハバナを歩く。
彼らはとても優しく、つたない英語のオレの話にも親切に付き合ってくれる。


アマトの案内で古くからの有名なバーを見学し、夜のカテドラルを見物、その後ちょっと広い質素なサルサバーへ。
「ここはCUC5で2杯飲めるんだぜ」
アマト、頼もしい。



中ではサルサが流れ、地元の人達も来ていた。
良くわからないアマトとおんなじ物を飲み、5人で色々話していると、1人の黒人女性がオレをつつく。


「踊らない?」


!!!!


なんだこのシチュエーションは!!!
映画じゃないんだから!!

『踊れないよ!』
「大丈夫よ!」


冷やかす皆を尻目に、黒人女性と見よう見まねで踊る。


よし、絶対カッコ悪い!
でも楽しい!!


すると、他の客も次々と踊り出し、ダンスフロアはいっぱいになった。
Shioriチャンは地元のレゲエ男と踊っている!


うーん、これがカリブのノリか!


他の3人はシャイなのか、俺たち踊れねーよ、と酒を煽ってる。
2曲?ほど踊り、
『もうムリだよ、ありがとう!』
と言って席に戻った。

恥ずかしいけど、恥ずかしいけど・・・なんか嬉しいぞ!


その後はスペイン人の3人と酒を飲みながら色々話をした。
日本の言葉を教えてあげたり、お互いの住んでいる所、旅の事などを話す。
彼らは、もし来年くるなら泊めてあげるから!と言って連絡先を教えてくれた。
いいヤツラだ。
みんなオレより若いけど、オレより年上に見える。


11時半頃、もう帰らなきゃと言って宿に戻った。
まだ数時間のハバナ。




いきなり、キューバの魔力にかかってしまった。



CIMG0277.jpg
(アマト、知らんラスタボーイ、イケメン、ペレ、ジャビ。 Photo by Shioriチャン)





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心配してないけど
モータニサトシクルダイアリーズが復活してよかったよ。

こっちはリリースイベント終わったとこ。

無事

ちょうどロケハンで、近ちゃんや竹本さんと噂してたところに、帰って来たら更新されてた。
まあ、ネットないわな。
楽しそうで何より。
あと、メールに完パケのアドレス送りました~。

低開発の記憶-メモリアス-

3年前、ヘミングウェイを想いながらフロリディータでフローズン・ダイキリを独り寂しく飲んでいたハバナの夜を思い出しました。懐かしいです。
BUENA VISTA SOCIAL CLUBをCINEMA RISEで観てからもう10年・・・
支倉さんによろしく。

Hasta la Victoria Siempre.
Tani o Muerte!

No title

>シンジ
おつかれ!
オレのが疲れとるけどな!

>100円ガンジー
ありがとうございます!
飛び十字、さすがオレっす!

> ht246
ハバナ行ったの?
しかも、ブエナビスタ、もう10年か・・・
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プロフィール

Umucho (a.k.a.タニシ)

Author:Umucho (a.k.a.タニシ)
1977年生まれ、映像ディレクター
2010年10月末より世界一周の旅へ
2011年6月帰国


地図好き
おなか弱い
子犬パワー
めんどくさい


equipment:
(CANON EOS 7D)←殿堂入り
CANON EOS 60D←New!!!
CASIO EX-G1


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