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バイリンガルとほのぼのレイク ~ジャッキーの映画鑑賞~

2/13 Kigoma, TANZANIA

バスを押した昨日の疲れも何のその、ぱっちりと10時に起床。

宿の中庭で洗濯をし、水洗トイレを堪能する。
水道の水がなぜか出ないので、歯磨きはミネラルウォーターで済ませた。

まずは明日のバスを探しに外へ。
ここキゴマはタンザニア北西の町で、町にある湖を渡るとそこはもうコンゴだ。
もちろん山賊や武装ゲリラが多発する危険なコンゴには行かず、オレはさらに北へ向かいブルンジ、ルワンダへと向かう。

うーん、我ながらマニアックなタンザニアだなあ。



IMG_3466.jpg
(さらにマニアックな今日のハイライト)



普通、タンザニアと言うとキリマンジャロだ。

そしてその麓にあり、多くの野生動物を見る事の出来るンゴロンゴロ自然保護区や、範馬勇次郎がライオンを狩ったセレンゲティ国立公園、そして世界遺産でもある美しい島ザンジバル。

そんなザ・タンザニアを捨てて誰もまったく寄り付かないこのルートを選んだのはアフリカの田舎を見る為と、ブルンジ~ルワンダへ抜けるためだ。



まあブルンジに行く人もほとんどいないけど。




IMG_3347.jpg
(キゴマの村。うーん、いい)


IMG_3386.jpg
(こんなカメラ、絶対置いてない。そしてパイナップル誰の?)




まずは昨日のアドベンチャー号のバス会社で聞き込み。

ブルンジ国境へと向かうミニバスターミナルを教えてもらった。
歩いて10分くらいのミニバスターミナルへ行き、明日のバスの様子を聞くと、朝6時発、4000シリングくらいだと言う。


それなら明日の朝にチケット買えばいいか。




IMG_3373.jpg
(ミニバスターミナルにはコーラ教のシンボルが)



次のルートが確定し、安心したところで町を歩くことにして、キゴマの外れにあるマーケットを見に行った。

キゴマはそこそこのサイズの町らしく、何本かの通りは舗装されている。
そしてその道を相変わらず、沢山の人が頭に荷物を載せて歩いていく。


途中で見つけたレストランでとてもウマいニャマ、ライス、コーラを食った。(3000シリング)



そういえばタンザニア、これしか食ってないなあ。



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(ローカルマーケット。ちょっと怖かった)


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(マーケット裏道、なんかもう住んでるし)


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(やっぱりみんな、歩く歩く。なんかボーッとみてしまう風景)


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(レストラーン!この町ではかなりいいレストラン)


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(ニャマ!外で食べた)


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(子供が一生懸命あそぶ。一生懸命)


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(バイクタクシー、多し)




一旦宿へ戻り、15時頃、バイクタクシーに乗ってキゴマの駅に行ってみた。


どうやらオレの宿は町の中心でもある駅からはちょっと離れているみたいだ。


宿は丘の上にある。



駅まではそこからバイクタクシーで200シリング、5分くらいだった。





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(キゴマ駅)


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(駅構内。感覚があたりまえになってるけど何も無い事にしばらくして気付く)


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(これ、ホーム。ワイワイかってに乗り込んでるみたいに見えるけど)



なんとなーく駅をみた後、駅前のお巡りさんと話をし、ジャッキーチェンの物まねを一通り披露した後、湖を見に行くことにした。


畑がポツポツある道をノコノコと歩き、人に道を訪ねる。

言われた方に行ってみると行き止まり。
なにやらアーミーの施設に出てしまった。


門番をしていた兵士に道を聞くと、「連れてってやる」と言って案内してくれた。
道ではない、廃線になった線路を兵士と歩き、ビーチがあると言う湖へ。



この人親切だけど、門番サボっていいのかなあ・・・



湖に着くとビーチとはほど遠い、ただの湖畔で、地元の人が洗濯してた。

案内してくれた兵士に別れを告げ、のんびり眺める。



なんだ、ただのデカイ水たまりじゃないか。
黒ネコのジジはすぐに飽き、駅へと引き返した。




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(しかも天気悪いし)


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(洗濯とか、身体洗ったりとか)




別の道を通っていくと、5~6人の子供たちがオレをチーノチーノと笑い、すれ違う。

オレが『やめろよー』というと小石を投げてくる。

ブッチーン!! とムカついたが、かろうじてこらえて、
『お前はタンザニア人か?』
と聞く。

「そうだよ」
と答えたので、『いや、お前はケニア人かザンビア人だな!』と返してやった。

「ちがうちがう!」
と慌て出したので、『オレは中国人じゃないし、日本人だ。でもそんなの関係ない。なんで知らないオレをバカにしたんだ?』
と言って説教タイム。

怖い顔で厳しい口調でしっかりと怒鳴ってやった。
オレは昔インドで物乞いの子供に大人げなく説教を垂れた男だ。

でもそのあとは仲良く握手をし、バイバイした。
たぶん通じてないだろうなあ、オレのいいたい事は。


でもやっぱりムカつきながら駅の方へと帰った。



IMG_3433.jpg
(のどかな木々の間から湖が見える)


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(兵士に案内してもらった廃線)




駅の周りはやっぱり少し栄えている。
といっても店が多い、というくらいだけど。


ブラブラと駅の周りを歩き、またバイクタクシーを拾って宿のある方へと戻ることに。



ところが駅前のバイクタクシー、来るときは200シリングできた距離を、帰りは1000と言う。


『なんだよ!おかしいじゃん!!』

タンザニアはボッタクリが多いので怒る。
まわりのバイクタクシーもやっぱり「1000だ!」という。


『なんで行きと帰りで違うんだよ!』

「帰りはな、上り坂だからな」



『・・・。』



どうやらマジらしい。
そうかー、登りならしょうがないな!


しかたなく、しょんぼりと近くに停まっていたギュウギュウのミニバス(200)に乗り込んだ。




IMG_3440.jpg
(駅の近くの靴下屋さん)


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(つまれたドラム缶)


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(新聞屋さん。立ち読み放題!!)



宿に戻って2軒となりのネットカフェへ。


古い、パソコンが並ぶちいさなネットカフェだ。

自分のマックを持ち込み、つないでみるがどうやっても繋がらない。
諦めて戻ろうとすると、宿の前に映画館を発見!


昨日の夜、うるさいなあ!クラブか何かか?と思っていた小さな小屋は、どうやら映画館だったみたいだ!
そして今も中から映画の音がダダ漏れだ。




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(宿の奥の民家、のぞかせてもらう)


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(はい、キッチン!オール電化!)


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(映画館。気付かないのも無理無いな)




うーん、でもどう見ても掘建て小屋だ。

入口の前の黒板に書かれた上映スケジュールを見、料金と次の時間を確認して宿で休憩。
おお、ワクワクだな!!!


さて6時半、入口で100シリングを払い、中へ入る。
 

こ、これは・・・




超おもろい!


入口のカーテンをくぐるとすぐに、薄暗い教室の様な部屋。
客席は段差がついた長机とベンチで、これまた講義室みたいだ。




そして・・・



部屋の前には14インチくらいのブラウン管テレビが2つ。

テレビの下にはDVD(?)プレイヤーが丸見えだ。
中には30人くらいの客が静かにじっと画面を見ている。




そしてさらに・・・




同時通訳!!!



DVD(?)のボリュームはかなり小さく、前に座ってマイクを持った男が英語をスワヒリ語に同時通訳していた!
もちろん、女のキャストが話そうが、おじいさんが話そうが、そのシーンに会わせて多少声色を変えて頑張っている。


ついでにちょいちょい小粋なナレーション(原作には入っていない)を入れやがる。
それに客は大喜びで笑う。



楽しいなあ!


子供がチョロチョロ出入りし、赤ちゃんを抱いたお母さんまでいる。

「I Love You…」
「I Love You Too」
「Oh...Yes...」

同時通訳は続く・・・





IMG_3464.jpg
(上映スケジュール!)


IMG_3461.jpg
(こんな感じ!画面、ちっさ!)


IMG_3463.jpg
(真剣な客A)




ああ、映像やっててよかったなあ。
オレ、頑張んなきゃなあ。

そう思わせるに十分な、幸せな一時だった。
映像が、というわけじゃない。
でもどっかの誰かを幸せにできる、ステキな仕事だ。



早く仕事したい。



旅をしていると仕事がしたくてしょうがなくなる。

それは自分の専門職である映像だけでなく、肉体労働とか、接客とか、とにかく「働く」事に飢える。
色んな国の人が一生懸命働いている。
低賃金だろうが、いい仕事をしていなかろうが、人をだましていようが、一生懸命働いている。

日本で仕事が無いとか、不景気だなんて関係ない。
仕事を選べるだけ幸せだ。
夢を持つ、それは贅沢な苦しみだ。


でも、その贅沢の為に一生懸命頑張る事が楽しくて、苦しくても幸せでしょうがなかった数年前の気持ちを思い出した。




IMG_3468.jpg
(映画館の受付の子供)


IMG_3469.jpg
(映画館の前の道、宿の前の道)



オレはスワヒリ語があまりにわからず、最後まで映画を見ずに映画館をあとにした。
暗くなったころ、飯を食いに昼にいったレストランへ向かう。


同じくライス、ニャマ、ファンタで3000シリング。
店員の女の子(ちょっと英語話せる)と色々話をした。


彼女は23歳。

HIVの事、タンザニアの事、チーノ攻撃の事。
自分の想像していた答えの、すこし外れた答えが返ってきて興味深い。

「HIVは問題じゃないわ。HIVは病気じゃない。そしてもうすぐ直るのよ。それよりも貧しいという事がタンザニアの問題なのよ」

23歳の店員は真面目な顔で言った。


アフリカに入ってすぐ身近に感じるHIVの問題。
新聞を見れば毎日なにかしらの記事が出ている。

コンドームを配るプロジェクトがあらゆるところで行なわれていて、看板もよく見る。
でも彼女はそんなに恐れていないように感じた。


オレはそれは間違いだと言ったが、それ以上は上手く話せなかった。





暗い中、もどかしい、複雑な気持ちで宿に帰るとシャワーの水が停まっていた。


10時から20時までしか水は出ないらしい。
2日も入ってないのに。。。


タフぜ、アフリカ!



オレも少しはタフになってきたのかなあ。




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キ☆ゴ☆マ

ゴマキに見えますね。

ニャマ、うまそー!!

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Umucho (a.k.a.タニシ)

Author:Umucho (a.k.a.タニシ)
1977年生まれ、映像ディレクター
2010年10月末より世界一周の旅へ
2011年6月帰国


地図好き
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子犬パワー
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