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DarkCity ~ちいさな村のアジアン~

2/10 Sumbawanga ,TANZANIA

早朝のムベヤのバスターミナルは肌寒く、そのためか清々しい。
思ったよりも人は少なかったけど、それでも5台くらいのバスが準備していた。

次の町はスンバワンガという、タンザニア西側のちいさな村。
もちろん、ガイドブックになんて載ってない。
マラウィもそうだったけど、ガイドブックない。


わくわくする。



IMG_3062.jpg
(アフリカの大好きな風景)




想像していたよりも時間通りに出発するアフリカのバス、ここでも時間通りの7時半に出発。

荷物をバスの下にある荷物入れにいれようとすると、みんながカバーをした方がいい、という。
バックパックのレインカバーはしてあるけど、500シリングでゴミ袋を2枚買い、荷物をくるんでもらった。
まわり見ると、他の客もみんなそうしている。


そしてさらに荷物代が1000シリング。


これは・・あやしい。
多分正規に必要な料金じゃないな。



まあ、払ってやるか。




バスはムベヤの町を南下し、西側の田舎の方へと向かった。
ムベヤを出るとすぐに風景はどんどん自然いっぱいの田舎の風景へと変わって行き、道路はすぐに未舗装路となった。





IMG_3026.jpg
(所々でいきなり出現する人達)





ガタガタがガガタガタガタ・・・



いつもの通り大好きな窓側の席をゲットできたのはいいけど、オレの横の窓がうるさい。
しかもまだ寒いのに前の席の男が窓を全開に開け、寒い。

みんな閉めてるのに、なんでアンタだけそんなに暑いんだ!



窓からはドンドン砂埃が入ってきて、オレはすぐに埃まるけ(三重弁)になった。




そして前の男には・・・うーん、風がまったく当たってないな。

当然バスは走るので、窓から入ってくる風with埃はすべてオレに直撃だ。




迷惑な。。。




さらにガタガタうるさい窓はゆるゆるで、ちょっと気を許すと徐々に開いてくる。


その度に後ろの人の迷惑にならないよう、窓を閉めるオレ。
間違いなくこのバスで一番気を使っている男、オレ。


埃まるけのまま、ブルブル震え、なんとか外の景色に意識を向けた。





IMG_3042.jpg
(意外とキレイに見える家、かわいらしい)


IMG_3046.jpg
(働く子供。小さな頃から大きな労働力)


IMG_3036.jpg
(うし!やぎ!)




薄茶色の未舗装路の脇に小さなボロ家が並ぶような村にバスは何度か立ち寄る。


それぞれの村の距離はかなり離れていて、その間には大自然しか無い。



すれ違う車はほとんどなく、ヤギや牛を放牧する人の姿を何度も見かける。
どこからどこへと向かうのか、たまに現われる何にも無い道をただ歩く人。



時間なんて、無い。


アフリカに入ってから徐々に色濃くなっていく、生きる為の生活。
どの村でも沢山目にする子供たちにとっては生き残る為の生活。
のどかで雄大な景色と裏腹に、厳しい現実が目の前に現われる。


相変わらず水道は無いし、電気も無い。
井戸がある村はまだいい方だ。

遠くの小さな川の水で生活するなんて普通の事だし、衛生状態なんて気にしている余裕は無いはず。
平均寿命の短い子供たちはその何割かは生き残れない。
それでもまだ幼稚園児くらいの子供が水汲みをしたり、ヤギを追ったりしている。

たくましく、そして生きる意識のレベルの高さにただ旅をしている自分がなぜか恥ずかしくなる。
そして雄大なタンザニアの風景に、またのび太の大魔境を思い出していたオレはさらに恥ずかしくなる。




IMG_3061.jpg
(そこ、あってる?まあ頑張れ!)


IMG_3075.jpg
(とにかく歩く!)




しばらく走っていたバスが何も無い自然しかない場所で止まると、ゾロゾロと人が降りて行く。

運転手まで降りて行った。


なんだ???
お、置いてかないで・・



ポツンとバスの中から見ているとみんなそろって連れションだった。


仲いいな。


こっちの人は他人同士の仲がいい。
知らない人でも声をかけ合い、助け合う。
日本では感じれない他人の距離を持っている。

南米でも感じたことはあったけど、アフリカはさらに見えない何かで人が繋がっている気がした。




延々と続く道、そしていくつも通り過ぎる同じ様な貧しい村、それを囲むデカイデカイ自然。
なんども繰り返される風景は、忘れないよう、オレに刷り込んでいるようにも感じる。


途中の村で焼きもろこし(300シリング)をバスに寄って来たもの売りから買って食べた。
トウモロコシは日本のものと違い、白く、粒がデカイ。

そして硬い硬いトウモロコシは全然うまくないのに、足らないと感じてしまう、そんなウマさ。




CIMG2690.jpg
(不思議なウマさ、トウモロコシ)


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(途中追い抜いたバス)


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(働くこども。えらいなあ)




ほんの少しだけ大きな村、スンバワンガに着いたのは15時ころ。


道路は村の5分くらい手前からのメインストリートのみが舗装されていた。
何も無くただ広いバスターミナルに降り、荷物を受け取るとビニール袋は土埃で真っ白になっていた。

ビニール代ケチらなくて良かった!




そしてビニールを剥ぎ、荷物を背負った途端、久しぶりの"チーノ攻撃"が始まった。

中米でさんざん苦しめられたチーノ攻撃。

果物を投げつけられたコスタリカの記憶が蘇る。
そういえばジンバブエのハラレでも子供に石を投げられた。


心配していた南米では一度もなかったチーノ攻撃が、ここに来てまた始まった。



うるさい。
腹立たしい。
かなしい。




さっさとターミナルの人ごみから離れ、ターミナルの脇にあったホテルに飛び込んだ。





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(スンバワンガに入った!)


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(ここでもステキなペイント看板)


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(ターミナル、広過ぎ)


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(ポツンと停まるバスに群がる)


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(今日の部屋、風呂トイレ付き。この辺まで来ると逆にドミなんて無い)




宿に荷物を置くとすぐにバスのチケットを探しに出る。

ターミナルの脇にあるバス会社で次の村、ンパンダ行きのチケット(14000シリング)を買った。
ンパンダ行きのバスは明日の7時半発。


でも・・・
チケットオフィスの人は13:30発だと言う。

『えー?7時半発だよねえ???』
「違うぞ!13:30発だ、朝早いぞ?」


でたぁっっ!
スワヒリタイムだっ!



スワヒリ語圏ではスワヒリ時間というのが存在するのだ。

そしてそれは世界時間と6時間の差がある。
なのでいちいち時間の話をするときはそれがスワヒリタイムなのかヨーロピアンタイムなのか確認しないといけない。
ちなみにチケット売りのおっさんの腕時計はスワヒリタイムになっていた。


め、めんどくせぇぇ・・


腕時計を見せながらのダイナミックかつ華麗なジェスチャーにより、なんとか時間を理解してチケットを財布にしまった。




IMG_3109.jpg
(メインストリート)


IMG_3132.jpg
(意外と多いバイク)




一仕事終えるとまた一旦宿に戻り、トイレタイム。

さてさて、今日のトイレは・・・



おお!なつかしいっ!


・・・・・。


久しぶりのインド式だった。

インド式と言うと語弊があるけど、インドと同じように和式に似たトイレで、出口の方を向いてシュートする。
そしてちょうどかがんだ時に手が届くところに蛇口があり、小さな桶がついている。


なつかしい水洗トイレに華麗にシュートし、手桶に汲んだ水でぱちゃぱちゃとお尻をキレイにする。

モチロン不浄の左手で。



今までにインドやトルコで出会った水洗(ケツを)式トイレだけど、実は結構好きだ。

ぶっちゃけとても気持ちいいし、何より紙よりもキレイになる!(と思う)
お尻にもやさしい、エコで愛に溢れた方式なのだ!

さらに、手桶の水でトイレもきれいにする。
ので思ったよりもこの方式のトイレは意外とキレイに保たれているところが多い。(と思う)


インドに長期滞在した事のある100円ガンジー先輩は、未だにその方式を愛して止まないらしい。



気持ちよくトイレを終え、シャワーを見ると・・・



ないねえ。



無いというか、トイレ用の蛇口の横に、大きめの桶が置かれている。

これかぁ。
ムベヤに続き、手桶でシャワー。
まあいいや、と桶に水を貯めてみた。


茶色いねえ~・・・



見事に茶色い水がどんどん溜まって行く。

そうかー、これでおケツを洗ってたかー、オレ。
まあ、茶色いおケツに茶色い水でまあいいか!

そして今日はシャワー、まあいいか!!

埃まるけ(三重弁)だけど、昨日入ったしな!





CIMG2698.jpg
(荷物、相棒、もう長い付き合いだなあ)


CIMG2699.jpg
(茶色、まあ全然無理ではないけどねえ)




とりあえず村を散策しに出かけてみることに。


が、ちいさな村は30分ほどで大体見てしまった。
でも思ったよりも人が多く、その人達が住んでいるのはたぶん村の外れだと思う。


飯を食おうと小さな食堂へ。
メニューも言葉も良くわからないので、とりあえず『ウガリ、ニャマ!』と言って飯にありついた。(2300シリング)

相変わらずウガリはウマい。





IMG_3123.jpg
(食堂、むさぼりくうおっさん)


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(ウガリ、ニャマ! コーラ!!!)


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(みんな英語できないけどいい人)


IMG_3116.jpg
(靴屋、キレイにならぶ色の無い靴)


IMG_3139.jpg
(野原の小屋ではビリヤード。「お前もどうだ?」『やったことないんだよ』←ウソ)


IMG_3145.jpg
(今日の夕景)



17時頃、宿に帰って3時間ほどのんびりした後、夕食をつまみに夜の村へと出てみた。


暗い村からガヤガヤと人の声が聞こえ、ビートのきいた音楽ががガンガン流れている。
みんなビールを飲んで、ワイワイやっていた。



そこまで腹ぺこでもないので、とりあえずチップスとヤギ肉の串焼きをコーラと一緒に食う。(2000シリング)

暗いのでオレには他の人の顔は見えないのに、暗闇からチーノチーノと話している声が聞こえてくる。


良く見えるなー
感心しながらさっさと食い、宿に戻った。




CIMG2694.jpg
(ガヤガヤガヤチーノガヤガヤガヤガヤ・・・)





圧倒的に電気が少なく、暗い村。
部屋で荷物整理をしていると電気がふわっと消えてしまった。


停電だ。


うーん、動けない。


懐中電灯を探して付け、蚊帳の中に入ってぼーっとしてると10分くらいで電気はついた。

そしてまたしばらくするとふわっと消えてしまう。
窓から外を見ると村全体が真っ暗になっている。
なのに人の声はガヤガヤと聞こえてくる。


真っ暗な夜。


なんども停電を繰り返し、小さなダークシティでバットマンが現われるのを待ちながら寝た。




でもその夜はモスキートマンが沢山現われた。




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プロフィール

Umucho (a.k.a.タニシ)

Author:Umucho (a.k.a.タニシ)
1977年生まれ、映像ディレクター
2010年10月末より世界一周の旅へ
2011年6月帰国


地図好き
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